2022年10月のこと

色々とあったのでブログ。大変だった〜。

DroidKaigi 2022

2022年10月5日から7日にかけて開催された、DroidKaigi 2022に参加&登壇してきました!!!

登壇

Day 2の最後の方のセッション(Cardの部屋では最後)で登壇しました。 テーマはFlutterのAdd-to-appです。

droidkaigi.jp

www.youtube.com

speakerdeck.com

セッションは「なぜAdd-to-appを採用するのか」あたりに焦点を絞ったので、いくつかの工夫についてはコードは省いてしましました。その辺りは、会社で書いたブログで補足しています。

tech.studyplus.co.jp

なぜAdd-to-appなのか

採択されたセッションを見てみると、そんなことはなかったのですが、そろそろFlutterそのもの紹介は採択されにくいかなと思っています。というのも、過去4年ほどのセッションを眺めてみると、Flutterを知るには十分な量のセッションがあるためです。

そんな中、Add-to-appは手付かずな印象でした。 ちょうどAdd-to-appを運用して1年が経つところもあり、いい感じにトークできるのでは、と思ったのが契機になります。


セッションの目的は、下記の3つとしました。

  • Add-to-appを採用する理由の整理
  • Androidアプリケーション開発に、なぜFlutterを追加するのかの確認
  • 2022年に合わせた議論のアップデート

Add-to-appを紹介するセッションではありますが、Add-to-appの導入を無条件でオススメするものではありません。 セッションを終えたあと、いくつかの感想などを頂いたり読んだりしたのですが、そこが良かったのかなと思います。

登壇までの準備

採択連絡をもらったのが7月末、資料の流れを作ったのが8月中旬。 その後、9月上旬にスライドの初稿を仕上げ、整理したり同僚に見てもらったりとながーく用意しました。 結果として資料の流れもスムーズになり、頑張って良かったなと思います。

また、久々に前に立って話す準備をしなければということで、アブローラーによる筋トレにも取り組みました。 当日緊張しながら25分喋り続けるも、最後に声が出なくなるということもなかったので、効果はあったのかなーと思います。*1


資料作成にあたっては

  1. ノートに話す内容をまとめる
  2. docsで原稿を下書きする
  3. keynoteで原稿を元にスライドを作る
  4. keynoteを使って発表してみて、話したくなったことを原稿に反映する
  5. 原稿を元にkeynoteを修正する (4に戻る)

のステップを踏みました。 結果として、最初にノートにまとめた筋を維持しつつ、喋りやすいスライドにまとめられたので良かったように思います。

1枚目

2枚目

自分の中で、抽象的な発表をする際にどうやって資料を作れば良いのかわかっていないところがあったので、一つの方法を見つけられたのは良かったなと思います。

オフラインイベント

登壇者向けパーティも含めて、非常に楽しかったです。 初めてお会いする方も多く、また3日目の相談会で「そんな人と!?」という方とお話しできたりと、Android開発技術以外でもたくさん刺激を受けました。

コロナ禍で勉強会に参加することも少なくなり*2、同業他社のエンジニアと話す機会も減っていたのですが、やはり必要なんだなと再確認しました。 去年あたりから(カンファレンスへの参加も減るしな……)と思い都内から引っ越していたのですが、数年後にはまた戻りたいな……と思います。

Conference-App

今年はFlutterKaigiの準備や、本業で忙しく、開催日までにコミットを作成できませんでした……。 ただ、初日にPRを作る気持ちが高まったので、開催中に頑張ってみました。

github.com

github.com

1つ目のPRは、登壇者向けのパーティ内で互いのセッションを見せ合う時に気付いたものだったので、修正できて良かったなと思います。 最近はFlutterをメインにしていることもあり、こういったAndroid固有の機能を調べられるのは、ホームに帰ってきたような気がして嬉しくなりますね。

2つ目は、最近Flutterでも気にしていることがママ発生していたので、エイヤと修正したものになります。 詳細は来月のFlutterKaigiで紹介することになるかなと思うのですが、こうやって知識がプラットフォームを問わずに利用できるようになってくるのが、開発の面白いところだなと思います。

来年は、また去年みたいにガッツリ取り組めると嬉しいな……。

去年のもの↓

blog.dr1009.com

FlutterKaigi

11月16日から開催されるFlutterKaigi 2022にも登壇します。

flutterkaigi.jp

fortee.jp

こちらの動画提出が10月中旬だったため、DroidKaigi終了後に色々と頑張りました。 登壇内容などは、11月にまとめられればなと思います。


すごい大変だった丸。

Techpit Developers Reskilling Conference

以前TechpitさんでFlutterの技術書を書いていた縁で、登壇の機会をいただきました。

conference.techpit.jp

majisemi.com

発表内容は、いつものFlutter寄りの技術を紹介するよりも、モバイルアプリケーション開発そのものに焦点を当てたものとしました。 資料はこんな感じ。*3

speakerdeck.com

モバイルアプリケーション開発における学びについて30分程度で話すとなると、「なぜ学ばなければならないのか」を伝えるのが良いかなーと思った次第です。 個人的にはモバイルアプリケーション開発が楽しくて大好きなのですが、みんなが好むかというと、難しいよなぁと思っているので……。


登壇テーマとしても、少し他のものと異なっているので、発表すること自体が楽しかったように思います。 ただ、一月で3つやるのは大変でした……土日がどんどん消えていく……。*4

誕生日

実は10月9日が誕生日で、今月で33歳になりました。 ゾロ目ゾロ目。

昨年度までは、純粋に「自分の技術力勝負」みたいなところがありましたが、今年度からは「チーム全体で実力を発揮するために技術を使う」みたいな雰囲気になりつつあります。 より視野を広げて、頑張っていければなと思います。

おしまい。

*1:健康診断の数値はよくなりました。よかった。

*2:最初の1年ぐらいはなんか嫌になって参加してなかったり……

*3:多分公開しても大丈夫なはず。

*4:イカバイトとの両立が大変。