2023年のおしごと

2023年がそろそろ終わるので、例年通り振り返ってみます。 去年のものはこちら。

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お仕事

1年を通して、今年もフルリモートでした。 一部イベントなどで出社する機会もありましたが、ほぼリモートと言っても差し支えないはずです。

出社とリモートのどっちが良いのか論争は終わりが見えませんが、自分の場合には、パフォーマンスが明らかにリモートの方が高いなと思っています。 というのも、モバイルアプリケーション開発はノートパソコンの中で大半が完結するので、場所を特に選ばないためです。誰かに質問したり相談したりということも、仕様などのビジネスのドメインに関わるものでは発生しますが、純粋な開発に関する範囲ではほぼ発生せず。 となると、どれだけ落ち着いて仕事に取り組めるかって話が中心になるんですよね。今のところ、家が最もパフォーマンス出せるようです。

本業

2023年3月より、転職しました。 2018年9月から在籍していたので、だいたい4年半ほど在職していたことになります。

入社した時には「Androidアプリなら書けます!」みたいな感じでしたが、今では「AndroidiOSはいけます! Flutter WebでならWebもいけます!」みたいになれました。本当にいい環境で、たくさん勉強と挑戦をさせてもらえたと思っています。感謝。

転職後も、業界変わらずFlutterを書き続けています。 成果をまとめられたら、どこかで「これやりました!」って書きたいなって感じです。


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2023
2022
2021
2020

1年を通して、たくさんコードを書きました。AndroidiOSをKotlinやSwiftで書くことは稀になり、ほぼほぼFlutterを書いていた1年です。 もちろん、コードレビューとしてKotlinやSwiftを読むことはある感じですが、かなり限定的になってきなと。

やはり毎日KotlinやSwiftを書いていた時に比べると、最新の言語機能やライブラリについてのキャッチアップは弱くなっているのを感じます。 今はまだFlutter Pluginを書いたり、OSSを読んだりで不便を感じることはないのですが、どこかでネイティブで書く素振りをしないといけなさそうです。

一方で、Flutterを使ったアプリケーション開発では、かなりの進歩を感じました。 AndroidiOSだけではなく、Webも視野に入れた開発については、かなり知見をためているのかなと。そこまで利用する技術に対してのこだわりがないので、チームが作りたいものを作れるように、この方向性を伸ばしていきたいなと思います。

副業

昨年に引き続き、JX通信社さんのFlutterアプリ開発に関わらせてもらっていました。 とはいえ、転職に合わせて終了させていただいたので、2023年としては2ヶ月ほどの稼働になっています。

jxpress.net

副業をさせてもらって、非常に良かったなと思っています。 もちろん、最後の方で色々なところを高速化したりと、アプリケーションそのものに貢献できたかなというところがあります。しかしそれ以上に、色々なチームで開発ができる、色々なエンジニアやデザイナーと交流できるというのは、財産になるなと思いました。

なにより、自分の技術や働き方についての、自信がよくついたように思います。 どんな環境でも、エンジニアとして、任せてもらうことができる。自省しつつも、自分にできることを、自分にできると表現し続けていきたいと思います。

カンファレンス

2023年は、久々にカンファレンスに登壇しない一年でした。 その代わり、FlutterKaigiにスタッフとして参加し、公式アプリケーションの開発に携わりました。

medium.com

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初めてのオフライン開催に合わせた、初めてのAndroidiOSアプリケーションということで、色々と緊張しながらの開発になりました。 無事リリースされ、何事もなく当日運用することができ、ホッとしています。

課題としては、公式アプリケーションの存在が知られていなかったことがあります。 GitHubリポジトリがあることや、公式Webサイトと別物であることが、全然周知できていなかったなと。 来年から改善できればと思いますが、一歩一歩、積み上げていく必要がありますね。コミュニティって難しい。

発表したもの

zennで公開した記事を、結構読んでもらえた年でした。

zenn.dev

zenn.dev

zenn.dev

zennは、やはり読まれやすいプラットフォームなんだと思います。それだけに、質をちゃんと意識して、今後も活用していきたいです。 こっちのブログは、まあ読みたい方が読んでくれるので、好きに分量無制限で書いていきます。。

また、いくつかのライブラリも公開しました。

pub.dev

pub.dev

ユースケースとしては、だいぶニッチになると思います。メジャーなニーズには、すでにメジャーなライブラリがあるので、ちょっと違うものを作っていきたいです。

来年に向けて

来年は、私生活で色々とアップデートがありそうです。 エンジニア定年説の35歳に突入する年でもあるので、気を引き締めて、毎日をちゃんとやっていこうかなと。

引き続き、よろしくお願いいたします。